
もう今、ありえないくらい緊張してます。。(ドキドキ…大汗)
っても既にこれ一年以上前から某情報サイトで公開済みなんですがね☆
豆まきの時期に「じゃあオニっぽいの。」っていうんで、描きました。
…誰が見ても、物凄有名なあの漫画の女性キャラクターの、コスプレ、です。。
(そうコスプレ。他の意図は全くありません)
このシリーズ連載では、トップのアイコン(と挿絵も)に使用するイラストが何かのコスプレと決まっていて、著者さん代理のキャラクターが毎回それは色んな扮装をしています。コスプレのネタは、最初は編集さんが指定してくれていたのですが、すぐにネタ切れを起こして(?)以後は全て自分に丸投げ状態です…(笑)。
ので、私がアイデアの段階から全て責任を負っています。
しかし、数あるコスプレの中でも実在の(と言っていいんですよね?)キャラクターそのものを意識してコスプレしているのは、この「節分のオニ」イラストだけです。
私は当時、相当ビクビクしてしつこく確認したんですが、現在までのところ、編集部に苦情等は特に寄せられていないみたいですね。
「まあ、全然似てないし」というのが一番わかりやすい理由かもしれませんが。。(落)
自分の中では「女性をセクシーに描くなら、ちゃんと”大人”として魅力的に描く」という不文律を己に課しているつもりなので、その「可愛らしさ」と「セクシーさ」のバランスの、絶妙にして最高の理想が、このコスプレの元ネタになった漫画の作者さんが描かれる女性キャラ、なのです。中でも○ムちゃんであると。。
そういう尊敬と憧れの気持ちをいっぱいに込めて、リスペクトというかオマージュと言うか…大変に真摯な心で描いたのが、この赤い髪の女性イラストだったので。
(言わずと知れたことですが、オリジナルは濃い緑色の髪ですよね)
だから、これは私としては逃げも隠れもするつもりのない作品なわけです。
とはいえ、見る人によっては、これはこれで色んな意見もあると思いますが。。
というわけで(?!)。
今日は畏れ多くも著作権関係のお話を皆さんとしてみたいと。
その問題提起の為に、あえて恥をさらして自分の過去をひっぱってみました。
…というのは、もしかして自分は、この方面ちょっとまだ暗いのかな?と思うので。
気がつかれた方も結構多いと思いますが、昨日、こちらで私が親しくしていただいてるあるイラストレーターさんの作品が、別のネット通販サイトで見ず知らずの人にまるっきり盗用?されていた、というショックな事件についてのブログ記事が載っていました。
そしてこれもたまたまなんですが、その真下には自分の、某サ○リオキャラ使用防災ポスターを撮影・記事に引用した画像が…(苦)。
オイオイどんだけ意識低い人だよ自分?(爆)。
とか我ながらビビリつつ思った(失笑)。
それでにわかに判明したのですが、どうやら
自分は著作権とかについてまだまだ考えの浅い部分があるらしい
という。。これはいけない。
なのでこの場を借りて、もっとずっと詳しい先輩クリエイターの皆さんのご意見を伺っておいて損はなかろう、と考えました。
あわせて私と同じような著作権初心者レベルの方のお役にも立てれば幸いです。。
自分は別ブログで時事ネタなんかも扱いますので、文章は時々引用はします。
記事そのものを引用する時は、当然ながら必ずその元記事へのリンクを張り、かつなるべくブログの文中で出典も明らかにするようにしています。
これは文の一部を引用する時も同じです。
最悪でも、「自分で書いたことでないことを、あたかも自分が考えたかのように」は決して載せないようにしています。当たり前すぎることだとは思いますが。
では画像についてはどうか?
あくまで私の場合ですが、まずイラストや写真などを丸ごと転用することは極力しないように心掛けています。
ので、そもそも他所様の作品の掲載画像をそのまま使うことはほぼありませんが、仮に使うとしたら、使う前に持ち主に一言ことわりを入れる。(出来る場合であれば)
あと「完全画像」と言うか、例えば解像度を元の作品と同じままでは使わない。
自分で街中で撮影したデジカメ画像であっても、オリジナルとして印刷には耐えない72dpiとかでしか掲載はしない。
その上でさらに掲載時には「オリジナルは別にありますよ」という形を取る。
本とかを写真で撮る時は、タイトル含め表紙全体を写すようにする。(もちろん出版元も合わせて追記する)
有名な建物等を写す場合も、例えば雑誌に載ってたのと全く同じ構図では撮らない。
(建築写真はプロの写真家が撮影している場合が多いので…)
人が大勢いるような場所では、なるべく個人が特定できるような撮り方はしない。
写真についてはこんな感じで、比較的ハッキリした基準があるようですが。
問題はイラストとかですね…。
特に「アイデア」の部分です。
先にあげた自分のコスプレイラストも考えようによってはグレーかも知れません。
悪意は全くない、けれども、それについてオリジナルの作者さんがどう感じるのかはまた別問題ですよね。
(二次創作とかが入るとさらに話は難しくなりそうですが、それはまた後で)
一方で、例えばこういう形のコスチュームというのは、今はもうド○キとかのパーティー衣装コーナーにもナース服とかと並んでごく普通に売っているものであって、それを着た女の子のコスプレですよと言い逃れることもできる。(私は今回は言い逃れる必要を感じませんが)
では、だからといって「大元のデザインをした人」の権利というのはどうなのか?
この偉大なキャラクターを最初にゼロからデザインした人が少なくともこの世に一人いる。その人の発想無しには、このスタイルの衣装は存在しないのです。
しかし同時に、その今では余りにも一般的になった超有名キャラクターの容姿を作家さんがデザインするにあたって、現実世界の何かを一つも参考にはしなかったか?というと、恐らくそんなこともないはずなわけで。
こんなことを考え始めるともうどっちがどうなのかわからなくなってきます…。
イラストや漫画で何かを参考にして描く場合、「自分で描きなおしているから」という事情がかなりの割合で”免罪符”になっている気もします。写真のように「そのままじゃないから」ということです。
しかし、そのことが最近のネットの発達とともに問題を引き起こしているケースもあるようです。
ITmediaNews
「漫画トレースもお互い様だが……」竹熊健太郎氏が語る、現場と著作権法のズレ
↓
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/16/news075.html
本当に、頭の痛くなる難しい問題ですね。。(苦)
どうやって、どんなシステムを作っていけば解決できるのか今は想像もつきません。
さらにもう一つ、別の問題がある気がしています。
それは作り手の中にもある「意識の差」です。
例えば私。
自分で言うのもアレですが、私は結構、自分のイラストがどこかに使われることについて”ゆるい”ほうかも知れない。(ダメなやつですね…ハイ。。泣)勉強不足とも言えるかもしれませんが。
それは、そもそもこの仕事を始めた場所がインターネット上のサイトであって、往々にして情報サイトとかの中では元とは違う記事にも、同じイラストを使用したアイコンが使いまわされることが少なからずあり…私はその環境に慣れてしまっているので。
未だに自分のイラストに名前がなくても、そのことにさほど不満も不便も感じていないのは、もしかしたらそのせいかもしれません。
(※あくまで自分のイラストについてであって、例にあげたサイトが著作権に甘いと言う事ではありません!)
むしろ、「あっちこっちで使ってもらえるのは、それだけ人気があるということで、とても有り難いことなのでは?」などと思ってしまう。
これも、恐らく自分の中に「作品が一点で値段がつく」という経験が皆無であることとも多少は関係しているかも知れません。私はネットでの掲載を通して初めて他人に作品を見てもらえるチャンスに恵まれたので、そこには対価が発生するという意識があまりなく(ネットって無料が多いですよね~)、むしろ、自分の絵を掲載してくれるサイトにサーバ群やサイトの維持費などお世話になっている、という感覚すらある。
だから、きっと自分の意識は、他の人とは違って、おかしいのだろうとも思うのです。
よその人の参考にはならないに違いないと。
それで余計に他の人達の考えを聞いてみたいのです。
自分のそういう意識のずれ具合の一つの例として、白状しておくと、…実はまだブログをやり始めたばかりのころ、他のクリエイターの知人の個展の情報を、良かれと思って自分のブログで紹介したことがありました。
その時、相手は喜ぶどころか「勝手に作品の画像を使われるのは困る」とクレームをつけられました。(もちろん写す際には本人に許可はとりましたが)
私はびっくりしたのですが、オブジェ作品も作るその知人にとっては、自分が直接監修していない写真を通じて自分の創作のことを宣伝されても、それは迷惑ではあっても利益には少しもならないのだと。作品の写真うつりが悪ければ、作品自体の価値までが低く見られかねないからでしょう。そう今は考えられるのですが。。
あの時は正直、そこまで考えが至らなかったのです…。
自分にとっては、ネット上で自分のイラストを使った記事が多くの場所で言及されたり引用されたりするほど、それは「いいこと」なのだと信じ込んでいたので。
これも、私が「作品一点でいくらの値段がつく」という発想がまるっきり無かったせいだと思いますが。知らずにとはいえ本当に申し訳ないことをしました。。
ところで実際、どうなのでしょうか?
人目に触れる場所(とりわけネット上とか)にある時点で、作品はもう、完全に自分一人のものには出来ないようにも私には思われるのですが。
私自身、過去の芸術家なり、現代の他の作家さんなりの影響を色濃く受けながら今の画風を作ってきたという意識は強く、あまり厳しく権利とかを制限することには少し抵抗もある。
※もちろん、作品を作っていない人間が作者と偽ってそれを商品として販売する、なんていうのは論外ですが。。
でも、権利とかがあんまり厳しくなりすぎると文化の活力や自由さも多少失われる気もしますし。
引用とかにしても、作品の画像を作者に許可なく掲載してはいけない、というなら極端な話、例えば最近流行の「パティシエ制作のオリジナルケーキ」とかはどうなるのか?
いろんなブログを見るとスイーツやら何やらの写真が溢れてますが、あれは作品とは呼ばないのか?パティシエ本人の監修を経ていない画像の掲載は許可されるのか?(ブログならいいって話?)
さらにいうと”アーティスト”の作品はダメだけど”職人”の作品はオッケーなのか?
パティシエの中には芸術としか呼びようのない素晴らしい仕事をする人も多いけど。職人の権利は顧みられなくて構わないというのか?パティシエではなく、建築デザインや服飾デザインはどうなっているのか?
同様に、イラストレーターの作品も、衣類やグッズ、印刷物等とセットで一つの商品として流通することが多い。
この場合も、権利はイラストを描いた本人だけではなくて、製造元が持つという約束がされているようで、イラストレーターの思いとは無関係なところで、勝手に類似した商品がぞくぞくと作られ続けていたりするらしいですね。
私はキャラクタービジネスには暗いのでよくはわかりませんが、自分の愛するキャラクターを守る為にかつて在籍した会社に対して訴訟を起こした、というケースを以前に新聞で見かけたように思います。
作り手にとっては、自分が生み出したキャラクターは、子供と同じということなのでしょう。
…こういうひと事のような言い方をする理由は、私が今のところ「他人の書いた文章に挿絵をつける」という形でのお仕事をすることが多く(ていうか現状ほぼ100%に近いですが)、必ずしも作品を「私だけの」とは考えることが出来ないという事情があります。※クライアント案件についてはホームページで使うことも原則不可です
もちろん作者として自分のイラストをサイトなど個人的な範囲で使用する許可は頂いていますが(編集部に)、それでも、私はこれらのキャラクターをゼロから一人で生み出したとは言えない。
だから、私はどんなにこれらの作品を「自分の子供のように」大事に思って、愛着を持っていたとしても、それらを完全に「自分のものだ」とは言えないと、そう考えているのです。
ちょっと話がずれてきましたね。
考えられる基準としては、やはり音楽と同じく「個人的な使用の範囲に限る」ということでしょうか?
それでも、これほどネット上に画像が行き渡っていると、一人一人の個人が自分で眺めるためだけにダウンロードしてもかなり凄い広範囲になり…しかもそれを監視する方法は現状ないですよね。
さらに、ダウンロードした画像を素材として自分のイラストに組み込んだりした場合はどうなるのか?
(考えられるのは自作イラストの背景部分に、ダウンロードした他人の写真作品を使うといった…この場合、組み込む素材を加工すればセーフなのかどうか?)
う~…考えれば考えるほどキリがない。。。
ということで、考え疲れてきたので最後にこちらの興味深い記事を引用させていただいてひとまず今回は終わりとさせて頂きます…。もし反響などあれば続きも考えてみたいです☆(調子のるな。笑)
もちろん引き続きロフトワークさんの取り組みにも期待して注目しております!
【眼光紙背】MiAU テレビのクリエイターはリスペクトされているか
↓
http://news.livedoor.com/article/detail/3546009/
クリエイターはリスペクト(尊敬)されているか?
この問いの中に、あるいはこうした問題全ての本質が含まれているのかも知れませんね。