
いや~~~。。。
すっかりご無沙汰してしまいました!(伏)
もしかしてもう、もぐのヤツはどっかで野垂れ死んでんじゃないか?とか思ってた皆さんには、ちゃーんと生きてましたからっ!!☆
今月、マジで今までの人生で一番というくらい忙しかったのです。。
お仕事だけではなく、まあ色々ですが…。
なんでこういっぺんに来るんだよーーーー?!と月に向かって何度か吼えたくらい。
でもまあ、どうにか一番キツイ峠は越したらしいので!(今はね…)
来るべき次の峠に向けて英気を養うついでに、久々にブログも書こうかなと。。
つっても、あんまり一日20時間くらい仕事ばっかり(いやマジで)してたもんで、世の中のニュースとかいまいち把握してないので、そう大して書くことがあるわけでもないですが…(じゃあいいんじゃん?笑)
私はいくつもやってるブログごとにハッキリと書く内容を分けているので、その分類に従うと、ここロフトワーク・ブログでは自分より若い人の参考になるようなイラスト関連のお仕事の話、が中心になってます。まあ見てればわかる感じですが。。
そういう流れで、ちょっとだけ気が向いた事をまた書こうかなと。
私は今、大学生とか(一部高校生も)資格試験の勉強してる人やなんかがたくさんいる都内某所の寮に下宿しています。※仕事場は別に借りています
風呂なしトイレ共同の四畳半とはいえ、朝夕ご飯付き・水道光熱費管理費込みで月々¥73,000という家賃は、交通至便な土地柄を考えると破格にお得ではないかと。
オバちゃんのご飯超・美味しいですしね♪
そんな寮に暮らしているので、この時期になると出たり入ったり引越し作業をよく見かけるのと、あと最近は学生同士の間でいわゆる「就活」の話が多いです。
念の為「就活」というのは昔の就職活動、求職・採用活動のことです。
どういうわけだか(自分も多少は身に覚えがあるのですが)、「就活」というのは、普通一般の若者の心をとってもとってもブルーにするものなのですね。。
「あぁ~っ就活したくねぇぇ~~~~!!!(焦)」
とか何とか、夜中の三時頃に友達と叫んでる某有名私大三年生男子に向かって時々「眠れねえだろ!死ねっバカ」などと軽く思ったりもしたのですが、ここのところ徹夜続きでそれも気になりませんでした(笑)。とにかくまあ、大変辛くて、気が重いものなようです。
何でそうなのかな?と私なりに考えて見ますと。。
就職活動というのは、相手企業によって自分が選ばれる、難しい言い方をすると「選別」されるという感覚を皆さん持っているのではないでしょうか。
選ばれた=自分「良い」
選ばれなかった=自分「悪い」
という単純な図式です。
ん~、一面たしかにそのとおりなんですけども。。
私もかつて半分ニート(苦笑)のような暮らしをしてて、でもそれを運よく脱して今はこうやっていくつかの企業様とお仕事をさせていただいて、その上で思うのですが、かならずしもそういう単純な図式では当てはめられないというか…。
どうしても、面接落ちたりなんかした時に「俺ってダメなやつだ~」と恨むのは仕方がないと思うんですが、それは落とした企業側が、その人自身の「人格」とかを否定しているわけでは全然無くて。
というか、「人格」見てないと思いますしね向こうは(笑)。
誰かとこれから”友達”になるんだったら、その人の性格とか趣味とかが最優先事項なのが当然ですが、企業にとって採用する人材とはいわば”戦力”です。
やや大げさな言い方をしましたが、”戦力”というからには「一緒に戦場で戦う」と考えて見て下さい。以下、その仮定でシミュレーションしてみます。
これから一緒に実弾がびゅんびゅん飛び交う厳しい戦場へ行く、その一緒に行く相手(=未来の同僚)の人が、全然やる気が感じられない、周囲の状況にも気を配れなさそう、生き残る為に大事な武器の手入れもしようとしない、行軍速度について行けず自分のせいで仲間の足をひっぱっても何とも思わないような…明らかにそういう人に「見えた」場合、果たして、その人と一緒に行きたいと他人は思うでしょうか?
※「見えた」というのがここでは重要です。というのは、自分以外の他人の内面を人は正確に知る事は絶対に不可能なので、どんな相手とであってもコミュニケーションというのは厳密には「推測」の範囲を出られないからです
さっきの「戦場うんぬん」の例えで、面接官になる人というのは、いわば、「上官=部下を持っている人」です。上官の仕事は、自分の部下たちみんなを”なるべく死なないで任務を遂行できる”ように配慮すること。
すると、上記のような「一緒に戦場に行きたくない感じに見える人」を自分の部下に加える事は、そのまま、今いる自分の可愛い部下達を戦場で”命の危険にさらす”ことに他ならないのです。それでは、上官としての自分の責任を果たせない。
従って、この上官はその面接では「NO」の答えを出すことになるでしょう。
つまり、これが採用活動というものの本質だと思うのです。
…断っておくと私は戦争には絶対反対の立場を表明する人ですし、この例えが一番ふさわしいのかどうかも正直、自信無かったりします。
でも、この言い方がたぶん一番「危機感」という点では近い気がしたので。
(会社の中で”命の危険”という例えに当てはまるのが、甚大な損失、取引先からの契約解除、所属部署の廃止、もっとつっこんでいうと、会社そのものの倒産、などです。これらは実社会の中では決して珍しい現象ではありません。…現に私の友人の働いていた会社がつい先日、民事再生を申請してしまいました…。こういうことはそこに勤める全ての人間の生活や人生と密接に関わっている大変に重大な内容です。だから、ここではあえて危機感という強い言葉を使いました)
誤解を恐れずに言うと、これから学生やフリーターというある種の「銃後(前線の兵士らによって守られている側の国民)」の立場を離れ、自ら「戦場」に行くのだ、と理解して、そのように意識を変えられるかどうか?―だと思うのです。
企業に採用された人は、その人が「良い」から採用されたのではない。
その企業で行われる業務内容には「適している」と判断されたのに過ぎない。
採用されなかった人は、その人が「悪い」から不採用になったのではない。
その企業で行われる業務内容には「適していない」と判断されたのに過ぎない。
同じ例えで言うと、戦場が変われば求められる兵士の能力も変わるものです。陸なのか海なのか空なのか?歩兵でひたすら荷物担いで歩くのか?難しい機械をいじるのか?通信や作戦立案を間違いなく行うのか?広報や食事作りだって立派な戦場です。
つまり、ある企業に採用された人だってもしかしたら別の企業には受からないかもしれないし、どこにも受からなかった人だって、もしかしたら物凄く必要としてくれる未知の企業があるかも知れない、ということです。
それらを判断する基準は「人格」ではなく、客観的な「適性」や「能力」です。
こういうのってイラストレーターとかも同じだからね。。
最近よく「ホームページを見て」と言ってお声をかけて下さる企業の担当者の方が少しずつ増えてきていて(ロフトワークさんにも感謝しております☆)、そういうメールを読んでて私がいつも思うことがあります。
「この担当者さんは今どういう案件を抱えていて、そのために本質的に何が必要で、その上で本橋ゆうこというイラストレーターに求められていることは一体何か?」
このように考えるのは、そうしないとそもそも私の場合、ラフを描くことすら出来ないからなのですが。。
そのためにまず相手を知ろうと該当企業の広報サイトを見に行ったり、関連する業種の雑誌やテレビ、ネット情報を意識して見るようにしたりもします。
大手町を肩で風切って歩くようなスタイリッシュなビジネスマンの絵が必要なら、縁もゆかりも無かったエンポリオ・アルマーニのショップの前をうろうろしてみたり(笑)、小学生の好むような絵を描く必要に迫られれば、仕事場へ行く道すがらの表参道駅で、休日に増殖する親子連れをじろじろ観察してみたり…ということです。
これらのことを仮に「努力」と呼ぶとして、でもそれは、私個人の「人格」とは何ら関わりが無い事です。
私は仕事を依頼してきた相手の人格をほぼ全くと言っていいほど知らないし(顔も見たことがない場合があります)、相手も恐らく同様でしょう。
相手が私に求めている事は、のんびり寝転がってテレビ見ながらであろうが、徹夜につぐ徹夜でリポ○タンゴールドか何か飲みながらであろうが、そんなことは知った事ではなく、ただただ
求められた仕事内容を間違いなく、期日どおりに納品してくれる
というそれだけの事なのですから。
そこには個人の人格も、過去のふるまいも、学校で勉強した内容も、ましてや交友関係、部活動、ペットの有無(笑)…すべて何の必要性も無いのです。
…だからね、若い方々が就職活動で何回どこからどれだけ落っことされようとあまり深刻に悩まずに、どんどん「次!次!」で良いんだと思うよ。
別にアナタの人格や人生が、それによって否定された訳じゃない。
結局、自分がある仕事に「適してた」か「適してなかった」かなんてことは、自分にはわかるものではなくて(好き嫌いですらスグにはね…)、最後には客観的な第三者が判断することになるんですから。。
でも、だからこそ意外性があって人生オモシロイのかも知れませんし!(笑)
…冷静になって考えると、イラスト描きとか含めて、「フリーランス」って要するに「一生絶え間なく就職活動してる人びと」ってことですよね。。
だって、どこかに属して毎月収入とか安定してもらってるわけでなく、来月(いや明日?!)のお仕事の保証すら何にも無いんだから。
で、自らえらんでそれを良しとして生きていこうっていうんだからね。。。
よくよく考えたら、エライ物好きっぽいですな☆(苦笑)
長々と書いてしまいましたが、お仕事をこれから始めようと考えている皆さんに私が言いたいことは決まっています。
会社はアナタと「友人になりたい」とはこれっぽっちも思っていない。
アナタと「一緒に仕事をしたい」のである。
そして同時に、私はあることをとても残念に感じてもいます。
皆が「仕事とはひたすら辛くて、何の楽しい事もない人生の墓場みたいなものだ」
と考えている?らしいことです。。
少なくともそれは私は違うと思っています。
というか、いま現在、私にとって「仕事以上に楽しいものは無い」状態ですので…。
自分が一所懸命に、時間も、労力も、アイデアもつぎ込んで創り上げたものに対して喜んだり、評価してくれる人がいて、しかもそれがきっかけでまた別の仕事を頼んでくれたりする人もいる…そういうのは、学校や短期アルバイトなどでは決して得られない”快感”を与えてくれます。充実感、と言ってもいいのかな?
え~い!一言でいうと、仕事するのは「楽しい」ってことですよ!!(笑)
今はまだ学生の人とかは、自分の親とか、見回した範囲の大人たちがみんな口をそろえて「仕事ツライ、休みたい」等々言うのを聞いてて、「あ~オトナになりたくねえなぁ…」とかブルーになってるのかもしれません。
でも、それが全部じゃないはずですから。。
別に芸能人やスポーツ選手、アーティストでなくっても、心から自分の仕事を楽しんで、誇りを持って、どんなに短納期とか残業があったとしても生き生きと働いている人たちは、この世の中にいっぱいいっぱい存在します。
逆にいうと、みんなが憧れるような華やかに見える業界の人々にだって、他人には決して言いたくない泥臭い苦労や、貧乏(笑)や、孤独なんかがあるわけだしね。。
それが、働くことのリアリティだと思うのです。
私は個人的に、もっともっとこの国に「んも~、生きてることも働くことも、楽しくって仕方がないよっ!」という感じの大人が増えると良いと思っています。
どうも世間の親とかね、つまんなさそうすぎ。。(笑)
どんなに家では馬鹿にされてるお父さんだって、会社でやってる仕事内容は自分の子どもには大抵真似できない、自慢できるような大変なことしてるもんなんですから!
アップルのジョブズさんほど皆がみんな自分の人生と仕事に自信満々にはなれないでしょうが(笑)、ああいう態度って大事だとも思うのです。
…だって、自分のすこし先を歩く他人の背中に憧れることで、人は育つのだから。
というわけで、徹夜の後なのであまりまとまらずに終わりますが、ご容赦を。。
こんな記事でも、いままさに人生に迷っているどっかの若い誰かのお役に少しでも立てたなら、これ以上の幸せは無いものと存じます。
どうか皆さん、現在の目の前の「大変なこと」を一所懸命に頑張って下さい。
そして、一緒にみんなが楽しく働ける、素晴らしい国を作って行きましょう☆
…あれ?最後なんか宗教の勧誘みたいになっちゃいましたね…(失笑)。