
何年もひとつの物語を心に持ち続けている人が好きです。
小説家さんとかそういう意味じゃなくってね。
深淵に、物語が、情景が、ずっと潜んでて、
加えられり、削られたりしながらも、変わらずに、
メッセージという程、主張のあるものでもなく、
誰彼構わず伝えるよりは、たった一人と共有する秘密みたいな、
けれど、絵で、音で、文章で、描かずにはいられないような
そういう人が好きです、と一般的に言えるほど、
そういう人に出会ったことはないんだけどね(笑)
滅びた王国の、意味の無い物語。
二人は銀世界の真ん中に
小さなティピーを建てて、
いつまでも、幸せに暮らしました。
めでたし めでたし。