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    <title>loftwork.com - 松田ゆうのブログ</title>
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    <copyright>Copyright 2007</copyright>
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      <title>Here We Go !!　～後編～</title>
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chap3 ～Here We Go !!～





とん、とん・・・。

遠藤「むにゃ、むにゃ？・・・・ん？あり？」
小笠原「起きてー、えんさん。もう夕方よ。私よ、ゆみです。」
遠藤「・・・おーっ、来たのね、優海ちゃん、１年ぶりくらいかなあ、また一段といい女になったねー。・・・大仕事終わったの？」
小笠原「今日の午前中までに、なんとかやっつけました。今日から１週間お休みです。」
遠藤「ほーっ、そいつはやったね。・・・んじゃあ予定通りだ・・・・・あ、コーヒーでも・・・んしょっ。」
小笠原「あ、私がいれるわ・・・・えんさんは？確か・・・・」
遠藤「トラジャでお願いしますわ。」
小笠原「はーい、相変わらずね。・・・・それから、・・・・高志の分も入れといていいかな・・・・？」
遠藤「もちろん・・・・、あいつは確かサントスだあね。」



小笠原「・・ふふっ、まったく勝手なやつよねー・・・・。」









優海「・・・・でも、今日ばっかりは、ここに来てくれているよね・・・。」







２ヶ月前だった。何度も引っ越した私のマンションに「転送」の印が押された手紙が届いた。
・・・埼玉に住む高志のお母さんからだった。・・・・。・・・・おおまかな内容はこうだ・・・。

高志は曲がりなりにも、プロサーファーとして世界の海を転々とし、1年ほど前からハワイのオアフ島にサーフ仲間２人と滞在していたらしい。ある朝、「ノースショアに行く」といって、一人でバイクで出て行ったきり・・・・・二度と帰って来なかったという。

もちろん現地で捜索はおこなわれたが、ビーチに停めてあった彼のハーレー以外何も・・・サーフボードさえも見つからなかったという。

・・・・特別波が高いというわけでもなく、おだやかな、とても天気の良い日だったそうだ。



・・・・・・この手紙と同様の内容が、やはり同じ頃、えんさん宅にも配送された。







遠藤「へーっ、ＦＬＳＴＣかあ、渋いねえ。」
小笠原「ビッグツイン・・・憧れだったんだ・・・。」
遠藤「俺も乗ってたことあるよ、立ちコケして腰痛めた。（笑）」

小笠原「・・・ねえ、えんさん。」
遠藤「うん？」
小笠原「・・えんさんは・・・えんさんは楽しみにしていてくれた？今日、この日を？３人で出かけることを・・・・。」
遠藤「もちろんさ、のん気な俺でも、今日という日を忘れたことは無かったよ、一日たりとも。」

小笠原「・・・・ありがとう・・・・、私もです・・・・・。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


遠藤「泣いちゃだめだめ、優海ちゃん！！・・・・ほんじゃあ、夜更けのコーヒー３人分飲んで、予定どーり出かけますかあ！」








・・昔・・私が子供の頃、おばあちゃんが言っていた・・・・。

・・「世の中は全て、「まあるく」つながっているんだよ」

・・「まあるく？」と問いかける私に、

「そう、この世も、あの世も、宇宙も、海も、山も、生き物も、みんな、「まあるく」円を描くようにね・・・つながってるのさ。」

・・「だから、何かのきっかけで、ある人と別れなければならなくなっても、きっとまた会うことができるんだよ、だって、「まあるく」つながっているんだからさ・・・。

・・しっかし今度、死んだおじいちゃんに会うより先に、別の色男にあっちまったら、どげんしよーかしら？」

おばあちゃんは、笑って言ってたっけ・・・。


・・・・高志・・・・、ちょっと先に逝かれちゃったけど・・
　　　　　めくるめく時の流れの中で、いつかまたきっと・・・会いましょうね、私とえんさんと三人で・・・。


・・・・・・・・・・・それでは、スタートします・・・。

　　とばすわよ・・・・離れないでついてきてね・・・・・・。

～終わり～
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      <category>クリエイティブ</category>
      <pubDate>Tue, 23 Oct 2007 02:11:22 +0900</pubDate>
    </item>
    <item>
      <title>Here We Go !!　～中編～</title>
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chap2 ～あの頃へ続く道～

重「おー、相変わらず、バッチリ決まってるねー。」
小笠原「重さんとこにＭＹロッカー置かせてもらってるおかげよ。」
重「これからだと、何処行くの？　伊豆？箱根辺り？それとも房総方面？」
小笠原「ううん、逗子。えんさんのとこ。」
重「あ、いーねー♪まだ海は混んでないしねー。明日もいい天気みたいだし、夜明けのコーヒー飲むには最高の景色だあね、遠藤のとこは。」
小笠原「ところがどっこい、夕焼け見ながらの出陣祝いコーヒーなのだ！（笑）」

重「？？あ、そーか・・え？・・・。今日は、・・・ひょっとして優海ちゃん・・・・。」
小笠原「・・・あったりまえよー、この日を忘れたことなんて１度もなかったしさー！」


重「まじ？・・・・・もう10年も前なんだろ・・・確か」








10 Years Ago
優海「もうすぐ大学の入学式かあ、女だけれど私は理系！10年後にはゼネコンか設計コンサルでバリバリ活躍してやるぞー、きっといい女になって！」
高志「言ってろよ。俺は大学なんか行かずにプロサーファー目指すぜ！このちっぽけな日本飛び出して、世界の波を満喫してやるぜ！」
遠藤「・・おれは・・・、うーん、なんだろうなー。逗子でウインドしながら・・・そうさな・・・いつかハーレーでも乗って海岸線を流してみたいね・・・！。」


環八から第三京浜・・・・・、よく走ったね、三人で・・・。
今日の三京は空いている、以前ほど走り屋のたぐいが減ったのかな？
第三京浜、横浜新道・・・・六ッ川料金所を抜けるとすぐに横浜横須賀道路・・・・。もうそこは海への入り口、非現実の世界・・・。
今まで頭の中を占拠していた「いざこざ」が全て、強い風で大きく後ろに吹き飛ばされていく・・・・。
頭はやがて空になり、心は徐々に近づく楽しい出来事を想像し、素敵なメロディーを奏で始める・・・・。オーディオやヘッドフォンなんて全然必要としない、ビッグツインの音にも負けない、素晴らしい旋律を聴きながら走れるんだよね・・・・。
・・・あの頃も、そうだったよね・・・。
・・・あの頃が、近づいてくる・・・。





10 Years Ago
優海「えんさんらしい発想だね・・・ハーレーかあ・・・雲の上だなあー。あたしなんて中免しかないからなー。」
高志「ばーか、身分をわきまえろ！　それに遠藤！おまえんとこの家、逗子なんだから、海の家でもやったらどうだ？」
遠藤「はー、夢ないねー。お前はきっと、今乗ってるＦＸどまりだね。きっと。」
高志「ＦＸのどこがいけねえってんだよ、世界のｋａｗａｓａｋｉの名車だぞ、このやろー。」
優海「ねえ、こんなのはどう？10年後の今日、３人でバイクツーリング行こうよ！しかも、全員ハーレーで！」
遠藤「おお！全員ハーレー？・・いーねー、なんかビッグウエンズディみてー。」
優海「集合は逗子のえんさん家！　夕焼けの江ノ島見ながら、南に向うなんて素敵じゃない？　決まり！！」


・・ああ、海・・・。・・・・海が見える・・・・。潮の香りうっすらとする・・・。・・・
・・・開放される・・・・開放される・・・・開放される・・・・
とにかく心の位置が、「本来の自分のあるべき位置」にゆっくり戻ってくるというか・・・・。
生命の源である海に感謝、ここまで乗せてきてくれたバイクに感謝。
そして、あの悪魔のような仕事に、あのひどい精神状態で終止符を打ち、なんとか今日、ここに来ようと腰を上げた私の行動力に、
「おりこうさん。」・・・・「あと少し、あと少し・・・。」　

～後編へ続く～


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      <category>クリエイティブ</category>
      <pubDate>Mon, 15 Oct 2007 08:07:37 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title>Here We Go !!　～前編～</title>
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chap1　～仕事の終わり～

部　長「お疲れ様、よくここまで頑張ってまとめてくれたね。」
小笠原「これであとは環境部門のチームに引継ぎですね。」
部　長「ああ、環境アセスには時間がかかるし、この先の知事選挙によっては、このプロジェクトの動向もガラリと変わるだろう。まずは、ゆっくり休んで様子を見ることにしよう。」
小笠原「解りました。」


部　長「どうだい、小笠原君、午後から委員会の先生方とパーティーがあるんだが、一緒に？」
小笠原「申し訳ありません、部長。明日から１週間有休をいただくことになっておりまして・・・。今日は午後から半休させていただく予定に・・・・・。」
部　長「そうか・・・、このところ休みもなく、毎晩遅かったからな・・。ご苦労さん、ゆっくりリフレッシュしてきてくれ。」
小笠原「ありがとうございます、それではこれで失礼させていただきます。」



女子社員Ａ「すごーい、まじで？小笠原さん、例のプロジェクト２ヶ月でまとめちゃったんだってー？」
男子社員Ａ「なんでも工法検討委員会の先生方も大絶賛なんだっていうぜ！プレスにも第一面に小笠原さんの写真載ってたし！」
女子社員Ｂ「明日から彼女有休とるんだってー！どこ行くのかしら？ハワイ？モルディヴ？いいなあー、うらやましー。」






小笠原「・・・・あ、もしもし、重（しげ）さん？あたし、優海（ゆみ）です。今日、うん、これから行ってもいい？うん、仕事は午後半休もらったんだ。そう、今日じゃないとダメなの。・・・うん、ＯＫ。それじゃあ・・・今12時だから・・・・午後２時頃タクシーで行きます。」





重（しげ）「おーう、優海ちゃん、早かったねえ。本当に例の大仕事終わったんだ？」
小笠原「・・・というより、終わらせた！！踏んづけて息の根止めて来た！！（笑）」


小笠原「ああ、本当にビッグツインなのね、・・・感動。私に乗れるかしら・・・・？何年式？」
重「91年式、ご希望どおりヘリテイジクラシックの黒！ワンオーナーだよー、タンクは５ガロンにカスタムしてある。」
小笠原「わあー！！私ノーマルのタンクより、こっちのほうが好き！！グラマラスって感じなんだもの！」
重「名義も変えたし、エンジンの調子バッチリだから、すぐ走れるよ！！」


小笠原「解った！じゃあ着替えてくる！ロッカー借りるね！！」
重「え？まじで今日？これからすぐ行くの～？？」

　～中篇へ続く～

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      <category>クリエイティブ</category>
      <pubDate>Fri, 12 Oct 2007 07:55:06 +0900</pubDate>
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