母校が甲子園で惜しくも優勝を逃し息消沈のこの夏、少し遅いがノーラン監督作バットマン第二弾「ダークナイト」を静岡のオリオン座まで熱い中に行って鑑賞した。感想は評判通りの大傑作でダークヒーローものとしては最高峰に位置し尚且つ一つの映画としては高純度に結晶化した鉱石の様に硬く美しく奥深い見事な作品仕上がっています。とにかく序盤から終盤までクライマックスの連続でノーラン監督の神憑り的な演出が冴えわたり最後まで息をつく暇もないほどでワンシーン、ワンシーンに「映像的な落ち」があってそれらをコツコツ真珠の如く2時間30分つなぎ合わせてあるものだから見る者は全く飽きもしないで席に座っている事ができるのがまた凄い!「ビギンズ」からわずか数年でよくもこれだけすごい映画設計術を身につけたものである。(ラスト辺りのフェリー上でのゴッサム市民と囚人の駆け引き、バットマンとSWATのジョーカーのアジト突入の三つ巴戦を同時進行で描く演出は素晴らしいの一言です。)
しかし描かれるメカニックも良い!スカイフックやエシュロンの様な携帯を盗聴しそれを元に周囲を視覚化するシステム、そして今回初登場のバットポッド!明らかにビジュアル重視で操縦しずらいスパルタンな設計がまた男心をくすぐります。(ホットトイズからでる60センチ近くのミニチュアが欲しい!)
ヒース・ジョーカーは麻薬的なカッコ良さがあって魅力を語ると長文になる恐れがあるので発言を控えたいと思います。