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グラフィック習作

プロジェクト


『Addicts』http://www.dolice.net/graphic/addicts/

 1年以上も仕事で理詰めの配置にばかり頼っていたので、空いた時間に脳の体操をと思い公開を前提とせずに制作しました。部屋に埋もれていたタブレットを発掘したのもあって、自然な肌色を右手で人工的に伸ばしていく単純作業が目的。なので最初から最終イメージが定まっていたのはほんの一部でした。仕事で鈍った部分のリハビリと実験目的の習作です。

 また、http://www.dolice.net/ こちらのポートフォリオサイトに仕事で制作したものをいくつか追加しました。

 以下は当方ブログ(http://d.hatena.ne.jp/m-hirokawa/)からの転載で、ここしばらく何を考えていたかグラフィックを見てまとめたものです。

『“擬似的な自然”について考察』

 たとえば物語のファンタジーに登場するオーク族(足の生えた蛙の子が原型に思えてならない)の肌は緑色だが血の色は青色ではなく赤色が殆どで、そして産毛がないのに光のグラデーションに当たると表面の輪郭がぼやけて発光しているように見える。また、その産毛のないつるつるした緑色の肌をプリズムに透かすと、暖色と寒色のちょうど境目だからか色彩表現、立体表現ともに擬似的ながらもかえって本物らしく映る。

 次いで、斜視によって生ずる錯視や、認識の範疇で留まる立体視と記憶の埋合せ置換、そして半ば屈折し倒錯しかけた遠近法について考える。また、倒錯した光源下においての美意識の不自然な迎合や、各々独立した意味を持つ複数のオブジェが同じ光源下に潜む画に見出された超現実的世界と、それの自動書記による言語化を試みた思想家の不毛さについて、最後にその両方を成しえない己が価値と時間の浪費癖を重ねて考える。だが考えることではないし考えても仕方がないことだ。

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Freelance Design Engineer

廣川政樹

廣川 政樹 (MASAKI HIROKAWA)  1981年 富山県生まれ。16歳からイラストレーションやWEBデザインを始める。19歳から国和システムにてDTPオペレーターとして勤務。21歳の時にプログラマーに転職し、某保険会社の統合顧客DB管理ソフトを開発。その後、柴田祐介氏らとの WEBゲーム開発プロジェクトを機にWEB媒体のクリエーションに回帰。23歳の時に Bascule Inc. から Vodafone 公式サイトの実験用テンプレート制作を請け負う。同時期に CGを始め、エスクァイア日本デジタル写真賞にて2作品受賞。2005年よりフリーランスとなる。2006年にMTV SO-ZO Competition『WEBスクリーンセーバー部門』にて優秀賞受賞。2008年7月号の月刊MdNにグラフィック及び解説文掲載。

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