先週のクリエーターズマーケットで、「佐藤友泰さん」という方から、
「わたしの作った和紙に、切り絵を作ってください」と言われました。
「まずは和紙をお送りします」と、それが本日届きました。


佐藤友泰さんは、趣味で紙漉をされています。
でも、「趣味」という域を軽く超越されてる。
宮内庁からも古文書の補修用にと、佐藤さんの紙がリクエストされているそうです。
私、和紙に何度も触れて来たわけじゃありません。
はっきり言って、紙の違い、そんなにわかりません。
でも、佐藤さんの和紙は、
美しい。
切り絵で切ってしまうのが惜しい!!
繊維の一本一本が、白みがかった黄金で、光を柔らかく吸収しつつ反射する。。。
手にふんわりと乗って、でもたくましい。
眺めてしまいました。数十分。
国の重要無形文化財の保持団体に認定されている「本美濃紙」の保存会長で、紙漉の名人だった古田行三さん(享年72)に「継いで欲しい」と言われても、紙漉は「商売じゃないからできる」と断わられたそうです。
「1000年以上経っても生きている紙」を作りたい。
そうおっしゃっていました。
私の作品も、佐藤さんの紙と一緒に1000年生きていくのかと思ったら、なんだか不思議な気持ちになりました。
私や、佐藤さんや、今この日記を読んでくれている人も、その子供も、そのまた子供も、生まれて生きて、そしていつか死んでしまってたその後も、その紙は、どこかで息をしている。。。
私を込めて、作ろうと思いました。