
現在、東京駅周辺の再開発が活発に行われている。
そのひとつの、あるビルのコンセプトにこんな言葉とパースが載っていた。
「丸の内側の歴史的景観と調和を図りながら、「先進性」と「先端性」を象徴するダイナミックな都市景観を創出。 」
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このパースを見て絶句したのは私だけではないだろう。
いったいこれのどこが歴史的景観の調和が保たれているというか。
これじゃ、東京駅はそこら辺にある観光地の博物館にしか過ぎないではないか。
イタリアにいって思ったのが、
ローマでもフィレンツェでも車やバイクの交通量が多いし人も多い、落書きだって多い。でもそんな大都会でも歴史的建造物への敬意と言えるであろう空気を非常に感じた。
修復が何年もかかるのはイタリア人気質の問題もあるかもしれないが、それだけ重要なものとして扱っているともいえるのではないだろうか。
古い建物は維持するのも大変だし第一住むのに不便だ。
便利さを考えたら丸ごと壊して、高層ビルを建てたほうがより現代的な生活ができるかもしれない。
でも前述の「先進性」と「先端性」を優先して出来上がった東京の景観は
まるでSF映画に出てくるスタジオのようで、ここに「歴史」が存在していたことさえ忘れられている。
このままで本当にいいのかな。
と思ったりはしないのだろうか、石原さんは。
(都知事選でそれどこじゃないって?!)