
セピア色の子供達。
実はこれ雑誌掲載用に制作した作品でした。モノクロページと事前に決まっていたのです。
カラーで制作したのでは、写真にしたとき色によってはボケてしまって使えないので、あえて3種類3段階の色調だけの粘土で制作しています。(3段階セピア+白)
モノクロページとはいえ、あとで作品を部屋に飾ったとき白黒人形ではつまらないので、セピアにしてみました。
私は白い粘土に絵の具を混ぜて着色しているので、3段階色調をまず作ります。
その粘土を撮影、PCに取り込みフォトショでグレースケールにして色味を検証します。
モノクロで見て3段階色調のメリハリと調和がとれていたらオーケー。
それからやっと造形します。
そしてこの作品は、わざと手前から奥へ広角に見せるように作られています。
一番手前の子と、一番奥の子では、実際の大きさも2倍違います。
広角に作ることによって、更に奥行き感とメリハリが出来ます。
平面の写真に収めてしまうと分かりづらいですけれど、じっさい撮影だけでこれだけの奥行き感を出そうとすると、手前から奥へ物凄く長いテーブルが必要になってしまうわけです。
写真マジック、ですよね。
こうして色々考えながら作品を制作したわけですが、結局その雑誌の発行が見送られてしまい、この作品が掲載されることはありませんでした。
でも撮影時には、この普通の明るさバージョンと、それからカメラマンさんが、ケーキにスポットを当て周りを少し暗くし、スピード遅めで撮影、ケーキのろうそくをまさに今消そうとしている?みたいな面白い別バージョンも撮影してくれました。
立体をあつかっていると、平面に収めて使われるケースが殆どなので、写真や画像がどう見えるか、などいろいろ素人ながら研究しています。
気を使って制作しても、どうしても虫眼鏡レベルのゴミが付いてしまうので、撮影後のレタッチ(ゴミ除去)は必須です。
でも写真の世界はとても奥深いので、とうてい私などクオリティ的にまだまだ及ばないのです。
一眼レフを購入した当初は全て自分で撮影、と思っていました。
けれど、よく考えると作品を制作することに全精力を注ぐことが大切なことなので、結局大きな案件はプロに依頼することとなっています。
(レタッチは自分でしますが。。。。)
幸い、私の作品をとてもよく理解してくれるカメラマンさんとお仕事が出来ているのでラッキーです。
カメラマンさんにも作品を好きで居てもらわないと良い写真は撮れないし、撮影に関してよいアドバイス(アングル等々)も貰えないと思うのです。
試行錯誤しながらこれからも素敵な作品を作りたいと思います。
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