手の込んだ衣装を着たカエルっていうのを描いてみたかったの。
横浜美術館で少し前にやっていた『GOTH展』を観た時に、人間って自分の体に対して、基本的には不満なんだな、と思いました。過剰な体への関心というのは、不満から来ているのでしょう。
そうしたゴスな表現行為の中でも、ゴスロリファッションっていう分野は、全く日本発なのだそうですが、面白いよね。かわいいとかではなくて、ああいう表現形式に収斂してゆくことが面白いわあ。
このカエルのお嬢さんは(カエルなので?)、そんなに自分の体に自覚的な不満があるわけじゃないのです。
そんな、哲学はしない。過剰なところにも行かない。表面的なところを見て、自分に似合うんじゃないかなどと思いついて、ちょっとまとってみた、みたいなタイプです。
きっとそういう人でも変身願望はあるんだろうけれど。