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上野由岐子。〜北京オリンピック〜

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いやはや予想外の大健闘である。
勿論、女子ソフトボールの
北京でのメダル獲得は
マスコミを通じて
事前に確実視されては居た。

しかし、決勝前日に2試合連投318球…。
翌日の決勝合わせて413球…。
しかも無駄な413球ではない。
勝利のゴールドメダルへの413球。
力投である。感服である。

解説席の宇津木前監督が
"うぎゃーぉ!!!やったぁー!"
とヤマネコかカラカルの様に
思わず絶叫してしまうのも
十二分に納得の感動的な勝利であった。

彼女の歓喜の咆哮に、つられて
思わず涙ぐんでしまった視聴者も多いはず。

上野はその豪腕ぶりで日本の女性の強さを
世界中にアピールしての勝利でもあった。

ソフトボールチーム全員の団結による
金メダルではあるものの
この上野の勝利への貢献は
誰が見ても一番であり
あの日のマウンドのヒロインは彼女であろう。

女子ソフトボールチームが
過去の大会で
惜敗に惜敗を重ね
ついぞ届かなかったゴールドメダル。

上野はその
過去の選手達の
金メダルへの悲願を背負わされても
そのプレッシャーに屈しない
精神力の強さも併せ持つ。

真のヒーローやヒロインに
なるべく条件とは
肉体だけではなく
鋼の精神力が必要なのである。

試合に負けるごとに涙を流し
精神面でも屈した感のある
悲壮感漂う星野JAPANには
上野の爪の垢でも振り掛けにして
おまんま喰っていただきたい感じでごゎす。


「才能なんかじゃない、
誰よりも努力したから結果がある」
と、学生時代から語っていたと云う上野。
でも努力したすべてを
試合できちんと形に出せるのは立派な才能。
謙虚にならずに才に胸を張って頂きたし。


ちなみに宇津木前監督も
勝利にきちんと貢献しておりました。
なんと験(げん)を担いで
下着は、ずっとピンクで統一していたそうな。
持つべきものは素敵な人生の先輩。

次回オリンピックでは
正式競技からはずされてしまう女子ソフトボール。
なぜ?なのかは謎ですが
有終の美を飾ってくれた
日本女子ソフト選手達に祝福を!。



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イラストレーター/ライター

笠井太郎

TARO KASAI ガッシュ、アクリル、油彩、 カラーインクなどで作品を描いています。 人物、動物が得意です。 またライターとしても 活動しております。 イラストと文章の組み合わせも可能です。 気軽に ご連絡下さい。 tarotaroart@yahoo.co.jp

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