
北京オリンピックが始まる前に
最も楽しみにしていた
競技のひとつが女子マラソンである。
もし今回
日本人選手が金メダルを獲得すれば
夢のオリンピック三連覇!!。
そして、それが実際のところ
現実になりそうな
日本人選手のエントリーだったからである。
目下、向かう所、敵無しで
個人2連覇を狙う野口みずき選手と
粘りのど根性選手、土佐礼子選手のふたりに
日本国民の熱い期待は
否が応でも掛けられていた!。
で、蓋を開けてみたらピーヒャララ。
オリンピックには魔物が棲むというし
予期せぬハプニングやアクシデントは
過去の大会や、他の競技を振り返っても付き物ではある。
しかし…しかしである!。
幾ら何でも、今回の日本女子マラソンの
2選手のトホホっぷりは残念極まりないちんげーる。…。
そーもそも野口選手の欠場も
突然の怪我の様でありつつ
一部では5月の段階で既に
現在の状況であったと報道されている。
アスリートたるや、怪我の状況は
自分が一番どのような状態であるか解って居たであろうに…。
もっと早くに欠場表明をし
可能性ある後輩に出場枠を譲る勇気を
見せて欲しかった。ファンも称えたであろう。
土佐選手は誕生日が自分と一緒であるが為(無関係)
勝手にエールを今迄送って来たが
外反母趾でした!って…。
一日や二日でなりえる怪我ではなかろーばいっ!
さらに疲労骨折もあったという報道が…。
そりゃ4年間、オリンピックだけに賭けて来て
五輪で走りたい!という気持ちは解る。
コーチの夫も妻の気持ちを優先しちゃったのは解る。
でも、これってオリンピックですよ…
チャンスを彼女達に譲った
国内女子ランナーたちの無念の遠吠えが
聴こえて来そうな結果だった。…。
可哀想なのは中村選手。
二人のベテラン選手達の胸を借り
本来、お気楽に走れたであろうに
野口の欠場や土佐の棄権は
レース2度目の新参者の彼女の
メンタル部分を
想像以上に多いに揺さぶったであろう。
たいていは経験不足で
飛ばし過ぎて後半にて失速する選手などが多いが
彼女の場合、スパートのタイミングが解らず
余力を残してのゴールというのが悔やまれる。
もし、野口や土佐が
本来通りの走りをしていたら
彼女もベスト記録で入賞出来たかもしれない。
まぁゴール後にあっけらかんと
「気持ちよく走れました」と語っていたので
まだ22歳。ロンドンに期待である。
しかし、こーしてみるとアテネに置ける
野口のゴールド、土佐5位、坂本7位の全員入賞が
いかに偉大だったかが解る。
補欠枠の登録抹消や選手の健康状態の未把握など
陸連の管理不足が、とことん問われる結果となった。
つーわけで早々に楽しみ半減の女子マラソン
何を楽しみに見ていたかというと
呑気な姐さんヌデレバの走りと
根性悪そうなラドクリフがどこまで走れるか?
ヌデちゃんの采配ミスは切ないものの
なんだかんだでシルバー獲ってしまう実力に拍手。
また女子マラソン解説と言えば言葉遣いが奇麗で
情報種集能力に長けた増田明美の右に出る物は居ない。
しかし五輪に関しては2つもメダルを持っている
有森裕子の解説がおなじみで、淡々としている語りだが素晴らしい。
的確に選手の走りや精神面を分析するのが視聴者に解り易く、
へんに日本人選手に感情移入をしない冷静さが大人っぽくてグー。
いち早く土佐選手の異変に気付き、事実その通りになったので
プロの目と言う審美眼をまざまざと見せつけられた解説であった。