
10作品目は『砂糖の気分』です。(*^^*)
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これは、ある街のある一家でおこった「小さな事件」のお話です。そうそう、通りの角の佐藤さんちのあの話です。
佐藤さん一家の朝はパンとコーヒーと決まっています。いつもおいしそうな朝のテーブルの中心には砂糖の入った小ビンがあります。
白くて四角い砂糖です。
佐藤さん一家はお父さん、お母さん、そして双子の兄弟まさきとゆうきの四人です。
家族四人。朝のコーヒーが大好きです。でもまさきとゆうきはまだ小学生。だから朝のコーヒーといっても牛乳をたくさんいれてコーヒー牛乳にして飲むんですけどね。お父さんもお母さんも甘いのが大好きなので佐藤家の朝に砂糖はかかせません。
だけど、ある日、大変な事がおこりました。
朝、いつもの用に小ビンからお父さんが四角い砂糖をとりだそうとすると、砂糖がいやがったのです。
『いや、今日は気分じゃない。』
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