
有隣堂(横浜生まれの大型書店)が大好きである。
横浜駅周辺の店舗に行くことがほとんどだが、洋書や美術関係の本が必要になると、みなとみらい店や馬車道店の方にも足を運ぶ。
暇さえあれば顔を出しているので、読んでもいないのにタイトルと作家名が頭の中に入ってしまう。
もうずいぶん長いこと通っているので、ある程度の本はどこにあるか把握してしまっている。
たまに、新人の店員さんが、書籍の在処を訊かれて答えられないシーンに出くわす。
「その本はこちらです」と私が案内してあげたくなる。
この本は関連本として、あの書籍の隣にも少し置いた方がいいのに、とエラそうに思う時もある。
平積みの本があまりにも大きく乱れていると、角をきちんと揃えてしまう(O型ですけど)。
本の上に荷物を置いている人を見ると、ちょっとだけカチンとくる(具体的な行動は起こしませんけど)。
有隣堂は十数年前から、文庫本のカバーの色をお客さんが選べるスタイルにした(以前は新書判サイズもあったのですが、いつの間にか文庫だけになりました)。
それまではいろんな書店に行っていた。しかし、このカバーが出てからは有隣堂以外で文庫本を買うことはほとんど無くなってしまった。
私のような単純な人間にはなかなか良い戦略だと思う。
昔はワイン、グレー、そしてネイビがお気に入りだったが、ここ数年は専らオレンジを選んでいる。
カバーをつけたまま収蔵(といえば聞こえはいいのですが単なる放置です)するので、部屋やクローゼット(といえばかっこいいのですが単なる押し入れです)がオレンジ化しつつある。
有隣堂は着々と東京進出もしているようです。個人的に頑張ってほしいと思います。