
昭和30年台のTV普及期を通って来た人と言うのは、当時のお爺ちゃんから子供までが、共通の社会の窓を通して、共有の時代体験を持って居ます。例えば「ダジャレ」と言うやつがあって、これがあれば社交的でない私達でも明るいコミュニケーションが持てるのだと、大人から子供まで例外なく勇気づけられた。40年経った今でも、その神話は、私達世代のDNA次元にまで刻まれてて、鼻をつままれながらも残存してるといった具合だ。マクラが長くなったけど、当時のTVには、USメイドのドラマや夕方には5分位の短編アニメが溢れて居ました。そのアニメが沢山産声を上げたアメリカのゴールデンエイジに、ディズニー程にはビジネス的に長けて居なかったけれど、マックス・フライシャーと云って、私にとっては「ダジャレ」並みにDNAに浸透した天才アニメーターのスタイルがあります。恐らく皆さんが知る範囲では「ポパイ」「スーパーマン」「ベティーブープ」「フィリックス」「リトル・ルル」「ココ・ザ・クラウン」なんかがあると思います。この人の絵を決定的に私に焼き付けた要因としては、やはり「少年倶楽部」の件と同様に、昔母が、「ベティーさんと言ってね...」と、紙に描いてくれたベティーブープの絵が大きかった。また世代的オタッキーなトピックになるだろうけど、当時の白黒、カドマルの画面が懐かしい方居られたら、四方山話でも...