
面白い作品や、クオリティの高い作品もたくさん集まっていましたね。
ただ、みなさんに商品のパッケージを作るときに気に留めておいてほしいことは、あくまで外側のデザインはわき役であって、主役は中身だということ。
たとえば、羊羹のパッケージを作るのであれば、デザインは、「羊羹」を伝えるためのツールにすぎないのです。パッケージは、クリエイターのカンバスではありません。
また、今回のような名産品の多くは、お酒のような歴史があるものや、地産の食材を使ったものなど、業者の方々による真剣なものづくりの結果生まれたものです。
今回の審査で、私たちは一つの方法を提案するという視点で作品を選びましたが、地元の方たちと直接対話したわけではない私たちによって選出された作品が、必ずしもベストな答えとはかぎりません。
採用作品のデザイナーの方は、これから業者の方との間で調整に入ると思いますが、その時は中身や歴史、その商品がどうやって生まれたのかをよく知った上で、もう一度そのデザインで本当に良いかどうかを検証していただきたい。
デザイナーの仕事は、デスクワークだけではないのですから。