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イベント/コラボ 2010/04/01
2010年2月2日(火)~3月8日(月)までの1ヵ月間開催されたデザイン公募「Roooots 瀬戸内の名産品リデザインプロジェクト」では、アートによる地域活性化を目指す瀬戸内地域の名産品16品目(食品、お菓子、グッズなど)のリデザイン案を募集しました。採用されたデザインは、2010年7月から開催される「瀬戸内国際芸術祭」に合わせて製品化されます。 580点を超える応募作品の中から選出されたデザイン、19点を発表いたします! 審査員陣の講評と併せてご覧ください。
瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内にある7つの島(小豆島、犬島、豊島、直島、大島、女木島、男木島)と高松を舞台に2010年7月19日より開催される国際的な現代アートの祭典で、今回が初開催となります。 ≫瀬戸内国際芸術祭2010 公式サイト ≫「Roooots瀬戸内の名産品リデザインプロジェクト」について
左から、ひびのこづえ氏、佐藤 卓氏、林千晶
今回、第一次選考をロフトワークと北川フラム氏が行い、最終選考を佐藤卓氏、ひびのこづえ氏、ロフトワーク林千晶が行いました。 Rooootsプロジェクト第2弾となる今回は前回以上に力作が集まり、選考は大混戦。選考中、審査員陣から「これ、おもしろいね」「かわいい!」などといった言葉が何度もあがりました。 審査結果発表の前に、最終選考を行った3人の審査員から講評とクリエイターのみなさんに向けたメッセージをお伝えします。
今回でRooootsの公募も第2回ですが、前回以上にいい作品がたくさんありました。 ただ、今はまだデザイナーと製造業者とが出会っていないので、クリエイター側の思いだけの未完成のデザインです。今後、製品の作り手のみなさんとのコミュニケーションを通じて「なににこだわっているのか」「どんな歴史があるのか」ということを生産者の方々から十分に聞き取ってほしいです。そのうえで、採用された作品をベースに心をこめてパッケージを作り上げてください。 また、当選したデザイナーの方々は今後の売り上げのことも気にかけつつ、作り手と一緒に商品を育てていくような関係になれればいいと思います。せっかく生まれたデザインなので、すぐに使い捨てにせず、リデザインによって生まれた新しいイメージをこれからどうやって引き継いでいけるのかということにも取り組んでもらいたいです。 ≫Taku Satoh Design Office
はじめは、「パッケージを変えただけではモノづくりとして表層の部分だけになってしまうのでは」と心配していましたが、実際には面白いと感じる作品や力のあるデザインもたくさんありました。 採用作品の中には製品化の過程で新しいトライが必要なものもいくつかあったので、今後は、そのハードルを乗り越えられるかどうかというところが課題になってくると思います。これから香川の名産品がどう発展していくのかがとても楽しみです。 ≫ひびのこづえ WEB SITE
今回は、全体的にきちんと商品のことが「考えられた」デザインが多かったと思います。 これからクリエイターの方々には、いい意味で「妥協しないで」製造業者の方たちと話をしてほしいです。製品の作り手の思いによって変更・調整するべき部分ももちろんあります。ただ、仮に今回提案したデザインやコンセプトが技術的な理由で「できない」と言われたとしても、そのままあきらめるのではなく創意工夫しながら今のアイデアの「良さ」を実現してほしいです。これらの作品が、夏に商品化されるのが今から楽しみです。 ≫ロフトワーク林千晶ブログ【細うで繁盛記】
【講評】 パッケージ業者さん泣かせなデザインですが、すごくいいですね。ぜひ実現してほしい。(佐藤氏)
【講評】 華やかで楽しくて、芸術祭のためのスペシャルなデザインとしていいと思います。(ひびの氏)
【講評】 タイポグラフィがユニークで、すごく印象的なデザインですね。(佐藤氏)
【講評】 和三盆らしいふんわりしたイメージで、味の柔らかい空気感が表現できています。紙の質感にこだわると、より雰囲気や品質感が出るのではないでしょうか。(佐藤氏)
【講評】 強くてシンプルなデザインなので、売り場にあっても目を引きそうです。真中のラインが実はにんじんという発想もユニークです。(佐藤氏)
【講評】 親しみやすく、気軽に買えそうなデザインです。味ごとのカラーバリエーションがならぶと、一層楽しいですね。(ひびの氏)
【講評】 親しみやすく、いい意味で人が「普通」に接することができると思います。(佐藤氏)
【講評】 商品名の文字をあえて途中で切っているところが、ふつうのラベルの概念を超えていて斬新です。(佐藤氏)
【講評】 50年代頃のタイポグラフィを彷彿とさせる、遊びのあるデザインですね。(佐藤氏)
【講評】 よく見たら「あ、『おいり』って書いてあるんだ」という発見があるのが楽しいです。(ひびの氏)
01 讃岐うどん さぬきの夢 / 黒柳 潤 02 特撰丸大豆醤油 / terai mariko 03 瀬戸内の藻塩 (該当なし) 04 しょうゆ豆 / 石見美和 05 和三盆クッキー / INOKO 06 瀬戸内金時プリン / GUSTAV KLIM 07 瀬戸内貝がらクッキー / しんじろう 08 瀬戸内ジェラ / yoge 09 オリーブサイダー / terai mariko 10 えびせんべい / 松本健一 11 おいり / aya
【講評】 美しくて、すごく力がありますね。「これしかないな」と思いました。(佐藤氏)
【講評】 軽快なイメージで、すらっとしたスリムな瓶がいいですね。グラフィックも秀逸です。(佐藤氏)
12 吟醸 綾菊 / 黒柳 潤 13 黒大豆焼酎 讃州黒 / パイント K+U
【講評】 繊細な雰囲気で、丁寧に作られているということが伝わってきます。(佐藤氏)
【講評】 うちわの素材を活かしつつ、島のイメージをうまくデザインしています(ひびの氏)
【講評】 わざわざ「伝統工芸品」って入れているのがおもしろい。(ひびの氏)
【講評】 香川に行くと、よく家の軒先にタコがつり下がっているんですよね。それを思い出しました。(ひびの氏)
【講評】 そのまま「丸亀」と書いてあるのがわかりやすいし、おもしろいですね。(ひびの氏)
【講評】 文字などを書き込めるようになっていて、持つ人が参加できるデザインという考え方がいいですね。(佐藤氏)
14 和三盆石鹸 / mm 15 丸亀うちわ / 藤井伸介 / しんじろう / トリゴエ モトコ / Tomita Gu
【講評】 圧倒的に美しい作品でした。こちらも商品化までが大変そうですが、ぜひチャレンジしてほしいです。(佐藤氏)
黒柳 潤
今回採用された作品は、7月の芸術祭の会期に合わせて急ピッチで商品化がすすめられます。商品化の進行状況は随時ロフトワークのサイトでもお伝えしますので、どうかおたのしみに! Rooootsプロジェクトに関するお問い合わせ: pr@loftwork.com
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