
諏訪:今、福田さんはWebプロモーションからセレクトショップのブランディングまで、幅広いジャンルの仕事を手がけられていますね。仕事の配分などは、どうコントロールしているんですか?
福田:結論から言うと、あまりコントロールしていないです(笑)。仕事のジャンルを限定しているわけではなく、僕たちのスタイルを明確に活かせる仕事あれば、分け隔てなく引き受けるというのがポリシーですね。短期的なプロモーションであれ、1、2年かけて実行する中長期のプロジェクトであれ、あるいは、B to Bの案件やコンサルティングに近い案件であったとしても、そこに僕らが関わっていく理由や意味があるプロジェクトであれば、引き受けるという形で動いています。
諏訪:最近のWebサイトでは、正攻法的に情報を「正しく見せる」「キチンと見せる」ことの比重が高まってきています。ともすれば、説明的で、既存サイトの焼きまわしのようなクリエイティブに陥りがちですが、そこにクリエイティブのサプライズ要素を加えて、面白いものを創るにはどうしたらいいと思いますか?
福田:例えば、コーポレートサイトを5年ぶりにリニューアルするといった大きなプロジェクトがあります。また一方で、プロモーションサイトのような「体験としての新しさに切り込んでいこう!」みたいな短期的な仕事も同時に存在しています。しかし、どちらの仕事であっても、僕の中での考え方は大きく切り替わってはいません。