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イベント/コラボ 2008/01/17

“cool” なクリエイティブを発信する、期待のクリエイター4名のインタビュー

原宿KDDIデザイニングスタジオの1Fエントランスに展開している、クリエイターのギャラリー&グッズショップ『THE BOX SHOP』。
今回は、現在展示されている“cool design”の参加クリエイターのみなさんに、インタビューを行いました。展示のコンセプトやみどころ、今回の経験をこれからどう活かしていくのか?など、気になる質問に率直にお応えいただきました。

また、後半ではKDDIでの展示作業がどのように行われているかの裏話もお伝えいたします!


リアルな質感に、「本物ですか?」と質問する人が続出。
リアルな質感に、「本物ですか?」と質問する人が続出。

LW:今回の展示のテーマ・コンセプトは何ですか?

境さん(以下略):近年、継続的に制作している和菓子を媒体とした作品を展示しました。
今回は小豆作品を中心にまとめ、小豆をひげに見立てた若者「通称アズラー」が展覧会としては初公開されました。

LW:展示の中で特に力を入れた点を教えてください。

今回は現代美術のギャラリーではなく、一般客が出入りする公共空間ということで、難解だと思われがちの現代美術のイメージを払拭するため、できるだけ解りやすく伝わりやすいプレゼンテーションを心がけました。

実は、この中にはロフトワークのスタッフもいるのです(笑)!
実は、この中にはロフトワークのスタッフもいるのです(笑)!

LW:企画に参加して、反響などはありましたか?

展示を観て頂いた方から「アズラーのモデルをやりたい!」という応募を多数頂きました。
中には10歳の少女まで(笑)。小学生アズラーが誕生した瞬間です!
また海外メディアからの取材もあり、アズラーが海外で紹介されました。

LW:今回の『THE BOX SHOP』での展示の経験を、今後どのように活かしていきたいですか?

現代美術の業界に身を置く私ですが、今回のような他分野とのコラボレーションによって、自分1人では生まれない化学反応が起こりました。
今後も様々な媒体との交流を通して、新たな自分を発見できればと思っております。

境さんのインパクト大の展示作品は、国内外のさまざまなメディアに取り上げられたそうです。
境さん、ありがとうございました!!


 >>境 貴雄さんのポートフォリオ
 >>ブログ「境貴雄は饅頭こわい。」


≪境貴雄さん 掲載情報≫
PingMag
http://pingmag.jp/2008/01/07/takao-sakais-bean-love/

Rhapsody SoS
http://bakaaaa.wordpress.com/2008/01/10/bean-fashion-by-takao-sakai/

DesignWorks
http://designwork-s.com/article/77203150.html

StudioBridger
http://studiobridger.com/blog/?p=27

TOKYOMANGO
http://www.tokyomango.com/tokyo_mango/2008/01/takao-sakais-be.html


食玩フィギュアがかわいい!おまけといえど、結構リアルです。
食玩フィギュアがかわいい!おまけといえど、結構リアルです。

LW:展示のテーマ・コンセプトは何ですか?

もともと、このCDジャケットは表1枚で完結するものではなく、ブックレット~バックイン~帯などの一連で見せるものなんです。今回の展示では、それを少し過剰気味に表現し、CDジャケットで描いた世界観を立体的にしてみました。

LW:今回、非常に手の込んだディスプレイをしていただきましたが、今回の展示で工夫した点や、準備で大変だったところを教えてください。

装飾品としてフィギュアを使うことにしたのですが、ちょうどいい大きさのものを探すのに苦労しました。いろいろと試してみて食玩が一番しっくりきたのは意外でした。

LW:企画に参加して、反響などはありましたか?

遠方のため、開催期間中の会場には行けなかったのでよく分からないのですが、ブログなどで紹介されてたのを見ました。

LW:今回の展示の経験を、今後どのように活かしていきたいですか?

今回BOXの扉部分のサイズを考慮していなくて、やむなく現場でカットしました。
展示スペースは細かいところまでサイズチェックしようと思いました。

AIRSさん、ありがとうございました!

 >>AIRSさんポートフォリオ
 >>AIRS ホームページ

不気味なのにかわいい?カラフルなスパイダーのスイッチコード。
不気味なのにかわいい?カラフルなスパイダーのスイッチコード。

LW:今回展示していただいたプロダクションの着想となっているものは何ですか

自分の作品すべてに通じて言えることですが、ありものの形態を何かと組み合わせて、どう面白くできるかというのが、コンセプトです。
砂時計の形をみて、中の砂の代わりに塩が出てきたら面白いとか、木々から糸をたれている蜘蛛がスイッチコードだったら、ちょっとぎょっとするかもと、単純な発想を形にしています。

LW:今回好評だったスパイダーシリーズは、カラーバリエーションがたくさんありますね。

スパイダーシリーズは、最初は黒色のみを製作したところ、グロテスクであまり評判がよくありませんでした。
カラーバリエーションを展開したことで、手にとってもらえるようになったという経緯があります。

砂時計=塩ふりのアイデアが、斬新!
砂時計=塩ふりのアイデアが、斬新!

LW:商品は、個人的に工場にお願いしているそうですね。どうやって工場をみつけたのか、また、お願いするときに気をつけるポイントなどがあったら教えていただいてもよろしいでしょうか?

工場を探すには、まずはネットをくまなく調べます。それからメールや電話で作りたいものを説明し、受注可能かどうか、制作費はどれくらいかを確認します。
製作依頼からできあがりまで、すべてネット上のやり取りということも多いです。その場合、仕上がりが不安なので、電話で何度も確認を入れたりします。

サンドグラスを作ってくださった製作所もネットで見つけたのですが、砂時計職人さんの手作りということで打ち合わせから、試作、出来上がりまで間に何度か工場へ足を運びました。
さらさらと塩が落ちるよう、職人さんと相談して試作を作ってもらい、何度も検討するなど時間がかかりましたが、信頼してお願いすることができました。

なるほど、勉強になります。佐藤さん、ありがとうございました!

 >>佐藤斉昭さんポートフォリオ
 >>個人サイト「Fun change your life」

バクのモノトーン柄がクール。
バクのモノトーン柄がクール。

LW:展示のテーマ・コンセプトは何ですか?

冬の森のなか、あたたかい羊たちに見守られ、あたたかい飲み物を片手にバクと一緒にグッスリとよい夢を、というようなイメージでやらせていただきました。

LW:今回の展示のみどころを教えてください。

今回、BOXの外、窓際の方まで使わせていただき上からモビールを吊しました。
小さなBOXの中いっぱいに広がる世界も見てほしいのですが、特にこのBOX外でゆらゆらとゆれる、バクと羊のモビールを是非ご覧いただきたいと思いました。

シンプルで繊細なモビールはすべて手作り!
シンプルで繊細なモビールはすべて手作り!

LW:企画に参加して、反響などはありましたか?

タンブラーでお世話になっているTUNAGU企画さんにも、展示を取材していただき、特集記事を組んでいただく事ができました。

 ※TUNAGU企画の特集  
 http://www.tunagu.tank.jp/create/show_chimel.php

LW:今回の『THE BOX SHOP』での展示の経験を、今後どのように活かしていきたいですか?

展示そのものを全てやらせていただけたというのが、個人的にとても楽しんでやる事ができ、よい経験になりました。
1つ1つのモビールを真面目に作っていくという事はもちろん、自分の中の世界観のようなものも広げていって、面白い形で見せていく事ができたらなと思っています。
ありがとうございました。

吉田さん、ありがとうございました!

 >>吉田 薫さんポートフォリオ
 >>個人サイト 『Chimel Mobile』

『THE BOX SHOP』展示ができるまで

今回は、クリエイター全員が作業に参加

展示作業の最中は、真剣な表情。
展示作業の最中は、真剣な表情。

回が変わるごとに、個性あふれる展示が出現する『THE BOX SHOP』。
見る人に楽しんでもらうための作品展示には、参加クリエイターのみなさんのご協力が欠かせません。今回の企画でも、参加クリエイターのみなさんがKスタ閉店後の現場作業でがんばってくださいました!

今回、企画展に出展された境さんは、これまで撮り貯めた「アズラー」の写真作品をはじめてリアルの場で公開する、ということで、意気込みたっぷりに挑んでいただきました。
A4サイズのパネルには、個性あふれるアズラーの面々が。これをひとつずつ、丁寧につなぎ合わせていきます。
驚いたのは、境さんがひとりひとりのモデルのことをよく覚えているということ。「この子は、すごく面白い子で・・・」「美術学生で・・・」など、作業をしながらもお話が尽きませんでした。

空っぽのボックスがどう生まれ変わるのか・・
空っぽのボックスがどう生まれ変わるのか・・

AIRSこと伊藤敦志さんは、はるばる名古屋からの遠征。にもかかわらず、かなり気合の入った準備をしてきてくださいました。
出来上がりを見て、スタッフが思わず歓声をあげてしまうほど、楽しくクオリティの高い展示になりました。

吉田さんは、小柄な身長にもかかわらず、モビールを高いところから吊り下げる作業も難なくクリア。細かいところまで丁寧に仕上げています。
モビール作家であると同時に、一児の母である吉田さん。当日は、静岡から、なんとご家族も一緒に作業に駆けつけてくださいました。

普段は、メーカーの製品デザイナーとして働いている佐藤さん。手作業では難しい、ガラスやプラスチックのプロダクトは、どうやって制作したのですか?との質問に「作ってもらえる工場を自分で探したんですよ」とのこと。
プロのデザイナーでも、個人の制作は地道な活動によって支えられているんですね!

すべての展示作業が終わるのは、いつも深夜10時を過ぎます。 夜遅くまでの作業にかかわらず、全力で取り組んでくださるクリエイターのみなさんの、クリエイティブにかける情熱が、『THE BOX SHOP』の原動力となっているのです。

バランスをこまめにチェックしながらの作業。
バランスをこまめにチェックしながらの作業。

『THE BOX SHOP』第3弾“cool design”

『THE BOX SHOP』企画第3弾の展示は1月22日(火)までと、あとわずか!まだ展示を見ていない方は、4人のクリエイターが織り成す“cool design”を是非ご覧下さい。
Kスタでは、各種イベントも目白押しです。お誘いあわせの上、お出かけ下さい。

≫Kスタのイベント情報はこちらでチェック!!