
作動すると高圧の電流を放電するという、陽子前段加速器。現在は実験機としての現役を退いているそうですが、銀色の壁の中にたたずむ姿に、物々しい存在感を感じます。
そんな、今話題急上昇中の小島さん。写真家として活動をはじめたのも、まさに社会科見学がきっかけで「見学したものを、見たまま・感じたままに記録に残したい」という思いから写真を取り始めたとのこと。その作品は見る人の好奇心を刺激し、思わず立ち止まってしまうほど印象的です。
写真集では、『社会科見学に行こう』の活動の中で撮影したものだけではなく、小島さん個人が「面白いと思ったもの」「記録に残したい光景」を集めたそう。
地下に広がる「巨大な神殿」のような地下水路や、まるで巨大要塞のような工場などの「小島さんのイメージ」を象徴する構造物の写真から、廃墟や植物など。普段の「社会科見学」では見ることができない、「アーティスト・小島健一」の視点をうかがわせるものも多く含まれているのが特徴。そのどれもが、リアルに迫ってくるシーンばかりです。
今回開催された個展では、写真集に収録された作品のほかに、ページ数の限界から収録することができなかった小島さんのお気に入りの作品など計40点が展示されました。

団塊の世代から若い女性まで、幅広いファン層がイベントに訪れました。