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「神々の性器」(視小説#130)

イラスト
「これらの絵に描かれていることは、ある同じ日、同じ時刻に一斉に起きた出来事であって、その一瞬に起きうることを可能な限り描き続ける」といった妄想を、最近なんとなく思いついた。
以前読んだ本のことをぼんやり考えていた時に浮かんだ、言わばこじつけに近いアイデアだが、まるで何年も前から密かに用意されていて、私に見つけられるのを待っていたかのような、作品に不思議としっくり馴染むコンセプトである。

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