2007年12月18日、六本木にて『GET Firefoxビデオアワード』の授賞式が開催されました。『GET Firefoxビデオアワード』とは、全世界1億人が使用しており、今なお利用者が急速に拡大している次世代ブラウザ「Firefox」が主催するショートムービーコンテスト。1~30秒間でFirefoxの魅力を表現するムービーを募集するというものです。今回の特集では、『GET Firefoxビデオアワード』の受賞式の様子と、受賞作品をご紹介します。また、受賞者からのコメントもありますので、お見逃しなく! ロフトワークもがんば…

特集

2007/12/21 EVENT EVENT

激戦!『GET Firefoxビデオアワード』 栄冠は誰の手に?

2007年12月18日、六本木にて『GET Firefoxビデオアワード』の授賞式が開催されました。

『GET Firefoxビデオアワード』とは、全世界1億人が使用しており、今なお利用者が急速に拡大している次世代ブラウザ「Firefox」が主催するショートムービーコンテスト。1~30秒間でFirefoxの魅力を表現するムービーを募集するというものです。

今回の特集では、『GET Firefoxビデオアワード』の受賞式の様子と、受賞作品をご紹介します。また、受賞者からのコメントもありますので、お見逃しなく!

ロフトワークもがんばりました!

アワード告知に奔走した、担当スタッフ・橋本
アワード告知に奔走した、担当スタッフ・橋本

アワード告知に奔走した、担当スタッフ・橋本

ロフトワークは今回、Mozilla Japanが主催する本アワードに関して、コンテスト参加者への告知活動という形で全面協力。「動画コンテストは敷居が高い」というイメージを払拭し、一人でも多くの人にアワードを楽しんでもらいたい、という信念のもと活動を続けてきました。

その結果、わずか2ヶ月間の間に103作品が集まりました。しかも、どれも非常にレベルが高い!審査員陣がそのクオリティの高さに驚いた、というほどです。
ロフトワークにご登録いただいているクリエイターのみなさんにも数多くご参加いただき、すばらしい作品をご応募いただきました。

お忙しい中、応募してくださったクリエイターのみなさん、本当にありがとうございました!

>>ロフトワーク橋本の奮闘記はこちら

受賞パーティは六本木スーパーデラックスにて開催

発表直前、緊張感が漂う会場内。
発表直前、緊張感が漂う会場内。

授賞式の会場となったイベントスペース、Super Deluxe(スーパーデラックス)には、応募者・関係者100名が集まりました。
デザイナーやアーティストによって共同運営されているSuper Deluxeは、独自のアートイベントを展開するなど、日本のカルチャーシーンにおいて重要な拠点とされている場所。日本を代表する動画作品を決定するに、まさにふさわしい会場です!

会場の人々は、これから発表される受賞結果を待ちながら、やや緊張の面持ちです。会場では3つの大画面が用意されており、アワードの応募作品が作品が映し出されています。

受賞者の発表前に、授賞式に出席している応募者が自分の作品について最後のアピール。
30秒以内のショートムービーにこめられた、熱い思いを語ります。
審査員の一人、瀧田 佐登子氏は、自らマイクを取り、クリエイターにインタビューするほどのテンションの高さ。
「本当にみんなクオリティの高い、素晴らしい作品ばかり。みんなに賞をあげたいけれど、残念ながら今回の受賞者は4名のみです」と、感激した様子でした。

大画面でみると、改めてアワードのレベルの高さを実感。
大画面でみると、改めてアワードのレベルの高さを実感。

「楽しい雰囲気を表現しました」と『ウキウキ2007』 制作者、どらさんのアピール(画像クリックで作品にリンクします)。
「楽しい雰囲気を表現しました」と『ウキウキ2007』 制作者、どらさんのアピール(画像クリックで作品にリンクします)。

それでは、受賞作品の発表です!

どの受賞作品も非常にオリジナリティが高く、Firefoxの魅力をシンプルかつ印象的に伝えるものでした。
日本を代表する動画作品を是非ご覧下さい!

グランプリ
『the Night』
制作者:パンタグラフ(井上仁行、江口拓人、吉竹伸介)

・講評:高品質なクレイアニメで作られた完成度の高い作品で、かつ、Firefox の魅力を端的に表現されていることから審査員、一般投票ともに高い評価での受賞となりました。

CG/アニメ賞
『私好みにカスタマイズ。Firefox』
制作者:tune(designers apartment)

・講評:Firefox のカスタマイズ性の高さをリズミカルに表現した作品で、「まるで広告のお手本のようにわかりやすく、テンポのよいムービーに仕上がっている」と、高く評価されての受賞となりました。

実写賞
『まるでfirefoxみたいだ!』
制作者:J@rёd

・講評:30秒という短い時間のなかにもストーリー性がある作品で、Firefox の製品としての特徴のみならず、Firefox をまだ知らない人にその魅力を理解してもらう配慮が成されている点が高く評価されました。

Most Popular賞
『家族ということ』

制作者:いぬ


・一般投票で最も多い304票を獲得しました。

審査員からのコメント

中野 裕之 氏(映画監督)
動画コンテストで、これほどレベルの高い作品が集まるのも珍しいですね。
どの作品も音楽のセンスがとてもよくて、画像との連動がすごくマッチしていました。また、メッセージの伝え方が上手な作品が多く、CMとしても完成度が高かったと思います。

瀧田 佐登子氏(有限責任中間法人 Mozilla Japan 代表理事)
応募作のクオリティの高さに驚きました。全部、楽しく拝見させてもらいました。みなさん、本当にありがとうございます。
これを機会に、是非みなさんにも、Firefoxの普及をお願いできればと思います。

林千晶(株式会社ロフトワーク 取締役)
今回のアワードは100を越える数多くの応募があっただけでなく、どれもクオリティの高いすばらしい作品ばかりでした。これらの作品によって、日本の動画コンテンツのクオリティ、ポテンシャルの高さが証明されたと思います。

アンドリュー トーマス 氏
アンドリュー トーマス 氏

伊藤 穰一 氏
伊藤 穰一 氏

中野 裕之 氏
中野 裕之 氏

瀧田 佐登子氏
瀧田 佐登子氏

林 千晶(ロフトワーク)
林 千晶(ロフトワーク)

受賞者の喜びの声

グランプリを受賞した、パンタグラフのみなさんと、CG・アニメ賞をtuneさん。興奮冷めやらぬみなさんよりお話を伺いました。
また、実写賞を受賞したJ@rёdさんからも喜びの声が届いていますので、どうぞご覧下さい!

グランプリ受賞者 パンタグラフ(井上仁行さん、吉竹伸介さん、江口拓人さん)

左から、井上仁行さん、吉竹伸介さん、江口拓人さん。普段は雑誌などの造形・美術をやっているそうです。
左から、井上仁行さん、吉竹伸介さん、江口拓人さん。普段は雑誌などの造形・美術をやっているそうです。

受賞作品 『the Night』

LW:今回の応募のきっかけは何ですか?

知り合いから「こんな動画コンテストがあるよ」と、教えてもらったのがきっかけです。
サイトを見てみたら、自由度の高い内容だったのでやってみようと思いました。実際に、楽しく制作することが出来たと思います。

LW:作品のコンセプトは?
アメリカ版『Firefox Fricks』サイトをリサーチしてみたところ、ほとんどの作品がFirefoxを使うメリットを、ユーザー視点で表現していました。
それではということで、僕たちは視点を変えてみて「パソコンが満足するブラウザ」という切り口からFirefoxの良さを表現しました。

LW:制作期間はどれくらいかかりましたか?
全員で案だしから始めて、全体で1週間くらいです。
準備に2日、撮影は1日かけました。短い期間で集中して制作したので、かえって凝りすぎない、シンプルで分かりやすい作品が出来たのがよかったと思います。

LW:受賞してみて、感想はいかがですか?
音楽や音声のついていない、静かなこの作品がグランプリだったことに驚いています。他の作品をみても、今回のコンペは非常にクオリティが高かったので、まさかグランプリを受賞できるとは思っていませんでした。
発表の瞬間は、3人で顔を見合わせてしまいました。
コンセプトを引き立たせるために、あえてシンプルな作品にしましたが、審査ではアイデアを評価していただいたようで嬉しいです。

>>パンタグラフ ホームページ

CG・アニメ賞受賞者 tuneさん(designers apartment)

tuneさん。作品は一般投票でも高い評価を得ていました。
tuneさん。作品は一般投票でも高い評価を得ていました。

受賞作品 『私好みにカスタマイズ。Firefox』

LW:今回の応募のきっかけは何ですか?

Firefoxのサイトや、ロフトワークの特集ページを見て、面白そうだと思って応募しました。

LW:作品のコンセプトは?
Firefoxの機能の中でカスタマイズが一番魅力的でわかりやすいと思い、これをテーマにしてみました。
また、ブラウザというデジタルナモノを表現するのに、あえてアナログの素材を使ってかわいらしくしたのも、工夫した点です。
モデルとなる女の子の像までイメージしていて、「雑貨を手作りしたり、携帯のデコレーションをするような子」とか「普段はこんな音楽を聴いている」などといった設定も考えていました。

LW:制作期間はどのくらいかかりましたか
本業の合間に少しずつ準備をしたので、全部で4週間くらいです。構想に2週間、制作に2週間でしょうか。
声と手以外は全部自分ひとりでつくりました。実は、作品中に出てくるデコレーション携帯やあのかわいらしいバッグも自分の手作りです(笑)。ああいうテイストが好きなんですよ。

LW:受賞してみて、感想はいかがですか?
まさか自分が受賞できるとは思っていなかったので、すごくびっくりしました。自分の中では満足できる作品が出来たので、評価していただいてとても嬉しいです。

>>tuneさんのポートフォリオ(designers apartment)
>>tuneさん 個人サイト

実写賞 J@rёdさん(公立はこだて未来大学)

J@rёdさんの作品。初めての動画制作にもかかわらず、堂々の入賞を果たした期待の学生さんです。
J@rёdさんの作品。初めての動画制作にもかかわらず、堂々の入賞を果たした期待の学生さんです。

受賞作品 『まるでFirefoxみたいだ』

J@rёdさんは、当日会場にいらっしゃいませんでしたが、受賞についてのメッセージを寄せて下さいました。
私は映像の知識がゼロかつ初めての応募作品だったので、審査結果通知のメールは何かの間違いだと思いました。今でも間違いだと思っています(笑)。

将来は映像関係の仕事を希望しているのでこれは良いスタートを切れたと思います。
映像で紹介した3つの機能面だけでなく、このような形でも私は支えられ、Firefoxには本当にお世話になりっぱなしです。
最後に、審査員のみなさん、そして撮影に協力してくれた仲間に感謝の意を表したいと思います。
みなさん、本当にありがとうございました。

日本の映像クリエイティブは、やっぱりすごい!

「日本人は動画に弱い」というイメージを覆そう、日本のクリエイターのポテンシャルの高さを証明しよう、という意図から開催された今回のアワード。
受賞作はさることながら、惜しくも受賞を逃した作品の中にも、素晴らしいものが数多く含まれていました。
アメリカのアワードに比べてもバラエティ豊かな作品が集まり、日本のクリエイティブの懐の深さを十分アピール出来る内容となったようです。

アワードの応募作品はまだまだ公開中ですので、今回は応募できなかったクリエイターのみなさんも、是非ご覧いただき、刺激をたくさん受けてもらえればと思います!

ロフトワークはこれからも、クリエイターの皆さんにとって「刺激的」なイベント・コラボをどんどん企画・運営していきますので、お楽しみに!

>>『Get Firefoxビデオアワード』応募作品はこちら

受賞者のみなさんと、審査員陣。本当に、おめでとうございました!
受賞者のみなさんと、審査員陣。本当に、おめでとうございました!

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