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2009/01/29 EVENTS EVENTS

World Messenger @loftwork -パリのストリートアートを歩く-

「おもしろいクリエイティブ」というものは、道端や生活の中の、ほんの隙間にまぎれていたりします。
ネットを通じて、あらゆる地域・場所のクリエイティブを知ることができる昨今。でも、世界には、まだまだネットでも紹介されていない、日本人に知られていない面白いクリエイティブが眠っているのも事実なのです・・・。

さて、今回の特集では、日本最大級のブログ検索エンジン「テクノラティジャパン」の立ち上げメンバーで、現在は面白いクリエイティブを探して世界を飛び回る「旅人」、fumiこと、山崎 富美さんが登場。
さまざまな国から面白いアートやデジタルクリエイティブの動きをレポートします!

(fumiさんのプロフィールはページ末尾をご覧下さい)

街角がアトリエに?ストリートアートのおもしろさ

ストリートアートの面白さは、絵画そのものの芸術性、美術館に保存されるのではなく雨風にさらされながら自らを主張する力強さ、そして何よりも街そのもののキャラクターとの調和にあると思います。

たとえばこれは今私がいるメキシコ(モレーリアという世界遺産に登録された街)で見つけたストリートアート。いかにも中米らしい作品です。

もちろん日本にもたくさんのストリートアートがあります。中でも私が好きなのは、下北沢のシャッターアート。
夜から早朝にかけてお店が閉まっているとき(シャッターが閉まっているとき)にしか見られないアート作品の数々は日本的なもの、マンガ的なものなど非常にバラエティに富んでいます。

ほかにも、ベルリンのストリートアートなど紹介したいものは山ほどありますが、今回はパリのストリートアートに注目してみたいと思います。

「芸術の都」パリにはルーブル、オルセー、オランジュリーを始めとする著名な美術館が数多くあるのはご存知の通り。実は、街を歩いているだけでも、すばらしい建築やイルミネーション、ユニークなストリートアートなど、非常に色々なものが私たちの目を楽しませてくれるのです。そして、それらのアートは街の風景にに溶け込んでいます。

まずストリートアートが多く見られるのは、アーティストが多く住むモンマルトル地区。
真っ白な美しいサクレクール寺院で有名な地域です。

中心部にあるテアトル広場では、たくさんのアーティストが似顔絵を描いたり、自分が描いた絵を販売したりしています。

そんな雰囲気の中でふと壁に目をやると見られるのがこんな作品。

また、建物の窓にも唇を持っている手の絵が。

近づいてみると、実は唇は文字でできており、メッセージなのでした!
近づいてみると、実は唇は文字でできており、メッセージなのでした!

映画「アメリ」の舞台にもなったサン=マルタン運河を散策。
素敵な雰囲気の中、こちらでも色々なストリートアートをみかけました。

こちらはサン=マルタンの近くの鞄屋さんの上に描かれたタツノオトシゴ。
鞄がぶら下がる造詣とタツノオトシゴの形が似ているという気づきから描かれたと思われるところが面白いですね。

多くの国では、ストリートアートは「違法な落書き」として捉えられており、夜中に見つからないような場所で描かれるようですが、ここでは少し趣が異なるようです。

サン=マルタン運河近くで二人組がストリートアートを制作している現場に遭遇しました。

色はシンプルな青のみですが、非常にリアルなタッチのアートで引き込まれます。私同様、立ち止まって制作風景を眺めていく人もたくさんいました。

二人で構図を確認しあいながら進めていきます。

ちなみに同じ青のみで描かれたこちらのストリートアート、どちらのものだと思いますか?

答えはメキシコの「ハニッツィオ島」。先住民が多く住む地域で、こんな町です。

楽しいストリートアート探しの旅はまだまだ続きます!

(写真・文:山崎 富美)
全ての写真はCreative Commons Attribution Non-Commercial Non-Derivative Work BY Fumi Yamazakiです

fumi さんのCreativeを探す旅のレポートを紹介します!

ロフトワークでは、今後もfumiさんの世界のクリエイティブをめぐる旅のレポートをご紹介します!

次回は、パリでネットコンテンツ・モバイルコンテンツ・映画の制作を手がけている、テレビ・映画プロデューサー Guilhem Pratz氏のインタビューをご紹介します。

どうぞお楽しみに!

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