今年も作りました! ロフトワーククリエイターカレンダー2009


担当ディレクターの濱田
毎年、ロフトワークの注目クリエイターが参加する、クリエイターカレンダーを今年も制作しました。12ヶ月を彩る作品は、どれも本当に素敵なものばかり!
そこで、本特集では、カレンダーの制作を担当したディレクターの濱田が、2009年のロフトワーククリエイターカレンダー作品を1点ずつご紹介します。
また、この特集を見て「ロフトワークのカレンダーがほしい!」と思った方に朗報です。カレンダーを20名にプレゼントいたしますので、最後までお楽しみに!
2009年のカレンダーのテーマは?

ロフトワークがさまざまな姿で作品の中に溶け込んでいます。
今回のカレンダーのコンセプトは、昨年からロフトワークが掲げているテーマ、“to the WORLD(世界へ羽ばたく)”。ロフトワークの目指す「ハッピークリエイティブ」のイメージに近い、明るく楽しいイメージのクリエイターさん、12人の作品がカレンダーを彩ります。
そして、各クリエイターさんの作品イメージの中には、クリエイターの皆さんと一緒に広い世界へと羽ばたくロフトワークの姿が描かれています。それは、ロフトワークのロゴマークだったり、黄色い飛行機の形だったり…作品の中に潜んでいるロフトワークの姿を、是非探してみてください。
2009年を彩る12作品をご紹介
それでは、各月の作品と、作者であるクリエイターのみなさんからのコメントをご紹介します。

斉藤壮一郎さんの、カラフルで楽しい作風が1年のスタートにぴったりです。いろんなキャラクターがバクハツと一緒に飛び出している、いい意味でカオスな作品です。

creator comment 斉藤壮一郎
私の作品はいつもその時のインスピレーションを大切に、
「楽しい!」と感じるものを描くので、好きなものがごちゃまぜで登場しちゃいます。
今回は「心躍る」が、テーマで、年明けのイメージを中心に私なりのお正月を表現しました。
まず自分が楽しむことからはじまり、みているひとにもちょこっと
“happy”を感じてもらえたらなと考えています。

寒い季節なので、あえて暖かいイメージの作品をと思いました。バクと女性が、なぜかまったりとゲームをしているという不思議なシチュエーションが、印象的ですね。

creator comment フクシマ・マサチカ
不況、不況の暗い時代だからこそ家族や友人を思い出せるような素朴で暖かいイラストを描いてみました。
普段から、あえて隙をつくるというか、意識的にどこか抜けている絵を描いています。キャラクターは、二枚目よりも三枚目。あまりかっこ良くも可愛くもないラインを目指しているので、今回の作品でもそんな雰囲気が伝わればと思います。

作品を見て、「絶対に春だ!」と思ったほど、春という季節がぴったりな、くまたにさん。すかしのテクスチャや一つ一つの描写が、丁寧で繊細。本当にきれいです。

creator comment スタジオニューボク
身近なものをアレンジして描きました。
春のような、春でないような、描きたいものを描かせてもらって、
ロフトワークのひこうきを慎重に飛ばしました。

エアポートのグラフィックがクールな、AIRSさんの作品。まさに”to the world”ですね。さわやかな晴れ空から、5月の空気を感じ取ってもらえればと思います。

creator comment AIRS
朝日が登っていくエアポート。これから旅立っていく期待感を持ったイメージを
ダイナミックな構図で表現しました。
デザイン的には右半分にカレンダーを配しても成立するバランスを心掛けました。

なんといっても、色使いがとってもきれいなBoojilさん。梅雨のジメジメした季節から、逆転の発想で気持ちが明るくなるような作品をと思い、6月の作品をお願いしました。

creator comment Boojil
6月を担当することになったので、ジメジメして雨の多い落ち込みやすい季節を
元気に過ごしてほしいと思い、ゾウの神様を宇宙に飛ばしてみました。
優しい気持ちに慣れるように色をたくさん使いました。

河童や織姫・彦星など、7月をイメージしたキャラクターが楽しいですね。パンダは、「七夕 ⇒ 笹 ⇒ パンダ」という、連想ゲームから登場しています(笑)。

creator comment zaki.
作品のテーマは7月ということで七夕の要素少し入れました。
ドット絵の細かさを活かし、探して楽しめるをコンセプトに
色々なキャラクター散りばめ、自由に作ってみました。
色んな小ネタを盛り込んだので、みなさんで「ココにこんなのが居るよ」と、
探しながら遊んで頂けたら嬉しいです。

オーストラリア出身のRooさんの作品を見て、是非、夏の海を描いてもらいたいと思いました。風車に焼きついたロフトワークのロゴが、作品の世界観とよく調和しています。

creator comment Roo
夏ということで、故郷のオーストラリアにある
グレートバリアリーフが思いつきました。
その中に田舎の奥地にあるような建築物を合わせてみたいと思い、
古い風車を入れてみました。
オーストラリアの、広大で、美しく、それでいて
どことなく寂しさを感じてもらえる作品になったと思います。

人形の顔がインパクト大ですね! 背景の町並みは、写真を構成しなおしたオリジナルな世界ということで、細部までこだわって作ってくださいました。

creator comment 中野キミオ
私の作品は基本的にフィギュアと風景写真を合成して作っています。
今回はせっかくの機会なので、私のホームタウンである
名古屋市・住吉町を選びました。
雑多な感じがするこの繁華街の雰囲気が結構気に入っています。

飛行機から空から俯瞰する構図が、面白いですよね。もともと、龍神さんの描く地図のような作品がとても好きだったので、カレンダーになってとてもうれしいです。

creator comment 龍神貴之
テーマは「世界に飛び出す」。飛行機と地図を上空から覗く視点で描きました。
旅行が好きなので、作品もこの日本から飛び出して行って欲しいと願っています。

ぱっと見ただけでも、とても幻想的で美しい世界なのですが、よく見ると、風景の向こうに湖があったり、舞台の緞帳があったりと、細部まで楽しめる作品です。

creator comment MeGuRu
冬の始まりを幻想的な世界観で表現しました。
折り重なった景色や散りばめた雑貨は思い出の集積で、
冬支度のごとく箱に詰められ春を待つイメージです。
寒い季節の始まりに心が温かく豊かな気持ちになるような作品を
心がけました。

とにかく、動物の一つ一つの表情がかわいいです。ロフトワークを象徴する飛行機画飛び立つのを動物達が見守っている様子が、どこか物語的ですね。
クリエイターの「らしさ」を最大限に活かしたい
ディレクター側で意識していたのが、カレンダーの中で、それぞれのクリエイターの魅力を最大限に伝えること。
ロフトワークの原動力は、なんといってもクリエイターのみなさんひとりひとりが提供するクリエイティブです。それを伝えるために、1枚のカレンダーの中にクリエイターさん「らしさ」を凝縮させることを、今回のカレンダー制作では常に意識していました。
そのため、今回カレンダーのデザインをしてくれた鎌田正志さんは、作品に合わせて全ての月で異なるフォントを使用してくれたりなどの工夫をしてくれました。
それと、毎年意識されることですが、ロフトワークに存在するクリエイティブの多様性を表現すること。コミュニティが持っている「クリエイティブの多様性」を伝えるために、幅広いテイスト・表現手法のクリエイターさんを取り入れることを目指しました。

ご協力くださったクリエイターのみなさん、ありがとうございました!
ロフトワークのカレンダー作品は、毎年、クリエイターの方に作品提供を有志でお願いしています。にもかかわらず、毎回新しく描き下ろしてくださる方も多く、制作過程でも、みなさんがこちらの要望に最大限に応えてくださったことに感激でした。
私も協力してくださったみなさんの気持ちに応えたいという思いが強かったので、できあがったカレンダーが届いたときには、うれしいと同時に、とても安心しました。
2009年も素敵なカレンダーができましたので、ぜひたくさんの方の手に取っていただき、見てもらいたいと思います!
ロフトワークトップページのヘッダーデザインが、カレンダー作品とリンクして毎月変わりますので、こちらもお楽しみに!
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